「サロンでトリートメントをしたのに、すぐに手触りが悪くなった」
そんな経験はありませんか?
実は、髪の状態を本当に良くしていくためには、サロントリートメントと自宅ケアはセットで考える必要があります。どちらか一方だけでは、理想の髪質を長く保つことは難しいのです。
サロントリートメントの役割
サロントリートメントは、髪の内部を補修することが主な目的です。
ダメージ部分に栄養成分を入れ込み、髪の強度や水分保持力を高めていきます。
一時的に手触りを良くするだけでなく、髪の土台を整える「集中ケア」の役割があります。
自宅ケアの役割
一方で、自宅でのケアは“守る役割”を担っています。
シャンプーの選び方、洗い方、乾かし方、洗い流さないトリートメントの使い方など、毎日の習慣が髪の状態を大きく左右します。
どれだけ高品質なサロントリートメントを受けても、洗浄力の強すぎるシャンプーや乾かさない習慣があれば、内部に入れた栄養はすぐに流れ出てしまいます。
相乗効果を生む正しいサイクル
逆に、自宅ケアが正しくできている場合は、サロントリートメントの効果が長持ちし、髪が回復するスピードも早くなります。
この状態こそが「相乗効果」が生まれている状態です。
理想的なケアの流れは、下記のようなサイクルです。
- サロンで内部補修
- 自宅で優しく洗う
- 保湿しながら乾かす
- 摩擦を減らす生活習慣を作る
本当に髪をキレイにしたい方へ
また、月に一度のサロントリートメントよりも、日々のホームケアの質の方が髪への影響は大きいとも言われています。
特別な日だけ頑張るのではなく、毎日の小さな積み重ねが、数ヶ月後の髪質を作ります。
サロンケアとホームケアは「どちらが大事」ではありません。
両方が揃って初めて、髪は本来の美しさを取り戻します。
もし今、トリートメントの持ちが悪い、どんなケアをすればいいかわからないという方は、一度プロに相談してみてください。
今の髪の状態に合わせたケア方法を知ることが、きれいな髪への近道になります。

















